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2007年8月10日 (金)

中央アジア09

飛行機にて、ウルゲンチへ移動。ウズベキスタン、さすが中央アジアでもダントツの観光地なので、日本人だらけ。

■ヒワの遺跡、イチャン・カラ観光

Photo_11 街が二重の城壁に囲まれており、その中に数々の遺跡群がある。人々の居住区もあるのだが、古都に馴染むように暮らしている。古くから存在する街ではあるものの、17世紀までは郊外の一都市にすぎなかったが、アムダリヤ川の流れが変わったことで、首都が移された。サマルカンドやブハラと違い、新しい建築物の中に古い建物が点在するのでなく、全体が古い街並みとして残っているので、とても情緒たっぷりである。


■オタ・ダルヴァザ門
Photo_12 泊まったホテルの目前にあった門。ヒヴァの正門。門に向かって右側にはムハンマド・アル・ホレズミ[783~850]の銅像が置かれている。この人は、"Algebla(代数学)"の言葉の語源ともなった数学者。


■メインストリート 

Photo_13お土産物屋さんが立ち並ぶ。特に目立つのは、ホレズム帝国の人々が被っていた、ファーの帽子。どう見てもアフロのかつらにしか見えない。夏場でも被っていたそうだ。汗をかいて、その汗が蒸発することで、意外に涼しいんだとか。らくだが一頭つながれているが、この子の名前は「カーチャ」

■カルタ・ミナル
Photo_14 中央アジアで一番美しいミナレットなのではないだろうか。青緑をベースにした、彩釉タイルで、模様を描かれたミナレットである。本当は109mを目指して建てられ始めたミナレットだが、作ったアミン・ハーンが建築途中で死んでしまったために、26mで中断されてしまっている。カルタは短いの意。


■ムハンマド・アミン・ハーン・メドレセ

Photo_15 カルタ・ミナルのすぐお膝元にある建物。中央アジアで最も規模の大きかった新学校であるが、現在ではホテルになっている。中庭の地下は、チャイハナになっているので、中に入ってお茶をすることもできる。大人数でなければ、中に入っても特に嫌がられない。とても静謐な感じのする建物で、ヒヴァに行くなら、ここのホテルに泊まった方がいいのではないだろうか。2階建て。


■ムハンマド・ラヒム・ハーン・メドレセ
ハーン国の歴史展示物のある、小さな博物館のようになっている。

■キョフナ・アルク(古い宮殿)

Photo_16宮殿の中に、まるで街の機能が凝縮されて詰まっているかのような、多機能宮殿。中庭に面したアイヴァンは美しいタイルで彩られている。中の部屋には、玉座のレプリカが置かれていた。ハーン(王様)は、部屋の中に入ったり、外のアイヴァンに出たりして執務をしていたらしい。中庭には、ユルタ(テント)が建てられて、お客様に使わせていたようだ。
ハーレム…ハーレム内部も非常に美しい装飾になっている。北側には5つの扉が設けられており、1つがハーンの部屋、後の4つは正妻の部屋になっていた。南側には数百人の妾の部屋になっていたという。ハーンの後継者になれるのは、正妻の子供だけで、妾の子供には継承権が無かったという。面白いのは、北側の部屋のさらに北側に、『秘密の通路』があること。ハーレムの真ん中で、どうどうと「今日はどの妻の部屋にしよっかな~」なんてハーンが選んでいると、やはり都合が悪いらしく、その通路を行き来して、その日どの妻を訪ねるか決めていたという。

Photo_17

ズィンダン(監獄)博物館…歴代ハーンはとにかく残酷。色んな処刑の方法が描かれていた。ミナレットの上から落とす、という普通のものから、バッグに裸で人を入れて、肉食のネズミを数匹入れて、噛み殺させるとか。大きな串の上に、自ら飛び降りさせて、体を貫くとか。生き埋めとか。


■昼食

Photo_18 とてもおいしいレストラン。民家を改装したもの。一番のメインストリートにある。名前聞くの忘れたが、プロフやサラダがとてもおいしい。 ←黄色いにんじんの入ったポトフ調のスープ。


■タシュ・ハウリ宮殿(新しい宮殿)

Photo_19

基本的には、古い宮殿と同じような構造になっている。非常に美しい。私が行った時には、中庭にユルタが建てられていて、ハーンもこの中にいるのを好んだとのこと。


■ジュマ・モスク

Photo_22個人的には、ヒヴァの中で一番好きな場所。薄暗いのだが、所々に日の光が差していて、その暗い中に木の柱が200本以上も立っている。非常に幻想的である。10世紀に建てられており、今でもその柱の中に4本は、非常に古い柱(10~11世紀のもの)が残存している。この柱が特徴的なのは、大理石などの台の上に、細くくびれた部分があって、その上が丸くなっていること。この接合部分は、振動のバッファーのために、羊毛のフェルトが敷かれている。


■キャラバンサライとバザール
キャラバンサライだった場所は、デパートのようになっている。アラクリ・ハーン・メドレセと呼ばれている。以前は中央にらくだをつないでおき、2階建ての1階に物を置いて、2階に人間が泊まったらしい。今でもその構造は残っている。

バザールはキャラバンサライの周囲から東門を抜けて城外まで続いており、結構大きい。(私はここでレースリボンを購入。日本よりずっと安い。おつりがガムで渡される。確かベトナムもそうだったな…。)東門では、以前3世紀に渡って、奴隷市場があった場所。「奴隷の門」と呼ばれていた。

■ミナレット(45m)

Photo_20 急な階段を昇らねばならないし、中は真っ暗なので、できればライトがあると良い。螺旋状に昇っていくので、後ろにスピードの速い人がいると、常にプレッシャーがかかる上、狭いので、道を譲ることも難しい。上のスペースは狭くて、リラックスできない。その上、窓が高い位置にあって、小さいため、眺めはあまりよくない。どちらかと言うと、見張り台に上った方がいいと思う。有料。


■アクシェイフ・ババの見張り台

Photo_21
大きく街に向かって開いた構造になっているので、ミナレットよりも見晴らしが遥かにいい。街全体を一望することができる。階段の斜度もきつくなく、休みながら昇れる。こちらに昇ることをお勧めする。昼間に昇るか、夕暮れ時に昇るか迷いどころ。

Malika-Khiva に宿泊。軽井沢のペンションのような部屋。ホテル全体が小綺麗で、配慮が行き届いている。部屋に冷蔵庫が無いのが玉に瑕。

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